2024年01月19日

今週の注目感染症
第2週(令和6年1月8日~令和6年1月14日)

■ コメント
・第 2 週は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数が 5.71(前週比 2.35)、感染性胃腸炎の定点当たり報告数が 5.63(前週比 1.42)と増えており、今後の動向に注意が必要です。
・A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎は子どもに多い感染症で、突然の発熱、咽頭痛、全身倦怠感によって発症し、しばしば嘔吐を伴います。
A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎は主に飛まつや接触によって感染するため、手洗い、人と人との距離の確保等の感染予防策に努めましょう。
・感染性胃腸炎の主な症状は嘔吐と下痢で、発熱を伴うこともあります。
感染予防のため、食事の前やトイレの後は必ず流水と石けんによる手洗いをしましょう。
また、加熱が必要な食材は中心部まで十分に加熱して食べ、調理に使用した器具等は十分に洗浄、消毒しましょう。
福岡県感染症情報ホームページでは、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。

【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和6年1月18日更新)