2023年11月24日
今週の注目感染症
第46週(令和5年11月13日~令和5年11月19日)
■ コメント
・第 46 週は、県内 1 例目となるエムポックス(旧名称:サル痘)の報告がありました。
エムポックスは、エムポックスウイルスによる感染症で、6~13日(最大5~21日)の潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹等の症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現します。
多くの場合、発症から2~4週間症状が持続した後自然に回復しますが、稀に重症化することがあります。
エムポックスは、感染した人や動物の皮膚の病変・体液、血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面して長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
感染が疑われる症状がある場合は、かかりつけ医など医療機関を受診してください。
・福岡県感染症情報ホームページでは、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。
【福岡県感染症情報センターより参照】
(令和5年11月24日更新)