2023年10月20日
今週の注目感染症
第41週（令和5年10月9日～令和5年10月15日）
■ コメント
・第 41 週は、インフルエンザの注意報レベルと咽頭結膜熱の警報レベルが続いています。
・38℃以上の急な発熱や全身倦怠感等のインフルエンザを疑う症状が現れた場合には、早めにかかりつけ医等の地域で身近な医療機関に電話で相談しましょう。
・咽頭結膜熱は、発熱、のどの痛み、結膜炎といった症状が現れる小児に多い疾患です。
ほとんどは自然に治りますが、吐き気、強い頭痛、激しい咳がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
・感染性胃腸炎の定点当たり報告数が増加しています。
主な症状はおう吐と下痢で、発熱を伴うこともあります。
感染予防のため、食事の前やトイレの後は必ず手を洗いましょう。
また、加熱して食べる食材は中心部まで十分に加熱して食べ、調理に使用した器具等は十分に洗浄、消毒しましょう。
・福岡県感染症情報ホームページでは、感染症発生情報、病原体検出情報などがご覧になれます。
【福岡県感染症情報センターより参照】
（令和5年10月19日更新）