赤ちゃんが成長するにしたがって必要なエネルギーや栄養素は増えてきます。水分の多い母乳やミルクだけでは不足するようになるため、不足を補うための離乳食が必要になってきます。
特に、このころには赤ちゃんが生まれる前にお母さんからもらって貯金していた鉄が不足し始めるため、適切な時期に離乳食を開始し、食事から補給することが大切です。
お子さんの様子を見て、離乳開始の時期を判断しましょう。
◆目安の時期:生後5~6か月ごろ
離乳開始のサインが見られるようになるのがこのころです。
離乳開始前に食物アレルギーの診断を受けているお子さんも、開始は遅らせず、アレルギーの診断を受けていない食品ですすめていきます。
◆開始時期のお子さんの様子(離乳開始のサイン)
・くびのすわりがしっかりして寝返りができる
・5秒以上座れる
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
・食べ物に興味を示す
◆早産・小さく生まれた赤ちゃんは
基本的に、出産予定日から数える修正月齢を目安として進めます。かかりつけ医の先生にもご相談ください。