舌が左右にも動かせるようになります。食べ物を歯ぐきの上にのせ、歯ぐきでつぶすことを覚えていきます。
歯が生えていれば、歯で噛み取ることも覚えていきます。
手づかみ食べが始まるころでもあり、目の前の食べ物をつかもうとする様子が見られます。
◆すすめ方
・食事のリズムを大切に１日３回食にすすめていく
・いろいろな味や舌ざわりを楽しめるように食品の種類を増やす
・母乳やミルクは離乳食の後に与え、そのほかに授乳のリズムに沿って母乳は飲みたいだけ、ミルクは１日２回程度与える
◆１回量の目安
①穀類 全がゆ９０～軟飯８０g
②野菜・果物 ３０～４０g
③豆腐 ４５g
または魚 １５g
または卵 全卵１/２個
または肉 １５g
または乳製品 ８０g
◆調理形態
歯ぐきでつぶせる固さ（バナナくらい）
葉物の野菜は茹でて繊維を柔らかくして与える
◆味付け
だし汁、素材の味を活かしてうす味に仕上げる
◆食品例
５倍粥・軟飯、クラッカー、青皮魚（イワシ、サバ、サンマなど）、貝（カキなどの柔らかい部分）、赤身肉（牛・豚のひき肉）、レバー、大豆（煮つぶし）、マヨネーズ、ケチャップ